2019年、最初の染色は「絞り染め」をしました。
絞ったときにできる柄が面白い染色方法です。
簡単なので参考にしてみてください。
用意するもの
・PAC FABRIC DYE(col.12 BACK TO BLACK使用)
・お塩
・容器
・ゴム手袋
・泡立て器
・輪ゴム×数本
・綿の生地(今回はキャンバス地を使用)
染色の前に
生地は予め中性洗剤でよく洗い、汚れやノリを落とします。
今回使用したのはキャンバス地で、ノリが付いていて硬かったので、湯洗いをしました。
漂白剤や柔軟剤は使用しないでください。
染色手順
1、乾いた状態の生地(湿っていても可)を2cmくらいの幅でジャバラに折りたたみます。
2、輪ゴムで数カ所縛ります。
ゆるいと柄がぼやけてしまうので、きつく縛ってください。
3、染色液を用意します。
今回は染めるのもが小さいので、全て同時に粉を溶かします。
染料約3.5g、固着剤約16g、お塩約100gを40〜50℃のお湯約2Lで溶かしました。
(染料と固着剤は染色キットに含まれています)
泡立て器を使ってしっかりと溶かします。
4、生地を濡らしてから染色液に浸けます。
絞り染めなので念入りに混ぜる必要はありませんが、生地を揉むようにして中まで染色液がしみ込むようにします。
5、ときどき生地をひっくり返したり、揉んだりしながら1時間浸け置きします。
加熱の必要はありません。
6、染色液を捨て、すすぎます。
中性洗剤を入れて、お水が透き通るくらいまですすぎます。
完全に透明になるまですすがなくても大丈夫です。
7、色止めします。
約2Lのお湯(40〜50℃)に色止め剤約5mlを溶かし、すすいだ生地を15分間浸けます。
(色止め剤は染色キットに含めれています)
8、再度すすぎます。
輪ゴムを外し、お水が透明になるまですすぎます。
9、脱水して陰干ししたら染色は完了です。
輪ゴムで縛った柄がハッキリと出ました。
10、ファスナーを付けてポーチにしてみました。
かっこいい感じに仕上がりました。
今回使用したPAC FABRIC DYE col.12 BACK TO BLACKは色あせた繊維の染め直し用の黒ですが、白い生地に使用するとダークグレーになります。
今回の染色結果を見ても、濃く染まっている部分は真っ黒ではなくてダークグレーになっています。
青みを抑えた、深みのあるカラーですので、染め直し以外にもぜひご利用ください。
使用した染料
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