日に日に寒くなってきましたね。
今回は色あせたパンツをBACK TO BLACKを使って黒く染め直してみました。
どれくらい黒くなったかbefore / afterをご紹介します。
まず色あせにはいくつか種類があると思います。
①日焼けによる色あせ → 日に当たった箇所が変色します(黒い衣類の場合、赤くなることがあります)
②洗濯による色あせ → 全体的に色が薄くなります
③摩擦による色あせ → 摩擦が生じやすい箇所が白っぽくなります
今回染めるパンツは②と③に該当する色あせです。
全体的に黒さがなくなり、所々白っぽくなっています。
特に生地と生地が重なって縫われているところが白っぽくなってしまい目立っています。
BACK TO BLACKで染色するとどれくらい黒くなるでしょうか。
※染めたパンツは綿70%、ポリエステル27%、ポリウレタン3%です。
[before]
[after]
[before]
[after]
[before]
[after]
全体的に黒さがよみがえり、縫い目の上もしっかり黒く染まりました。
自転車によく乗る方はお尻の辺りが擦れて白っぽくなりやすいですが、染め直すことでほとんどわからなくなります。
黒染めのコツ
染色液は通常(40〜50℃)より少し温度を上げるとよく染まります。
黒染めの場合は50〜60℃くらいにしても良いです。(60℃以上にならないようにしてください)
また生地が重なっているところは染色液が浸透しづらいので、指で細かく揉むようにするとキレイに色が入ります。
下記の写真では染色液の外で揉んでいますが、実際には染色液に浸けた状態で揉んでください。
黒やネイビーなどの濃色は1年に1回くらいの頻度で染めるのがオススメです。
色が褪せてしまったからといってお洋服を捨てるのはとてももったいないです。
染め直し・染め替えをしてお洋服を長く大事にしましょう。
使用した染料
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